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おこるとしかる


怒るとしかるを区別するのは難しい。

お片づけをしなかったり、食事中に遊びだしたりしたとき、しかるんだけど、どうしても怒ってしまいます。
「あっそう、だったらいいよ。おもちゃは捨てちゃうよ」とか、「食べないんだったら向こう行きなさい。食べない人はここにいなくてもいい」とか言葉尻がきつくなるのですよ。

某有名育児雑誌で子供のしかり方を書いてましたが、それによると私のしかり方は見放し、突き放しでよくないらしい。
「●●ちゃん、ちゃんとお片づけしようね。もとの場所にもどさないと次に遊ぶとき分からなくなっちゃうよ」
「●●ちゃん、しっかり食べようね。お野菜は体にとってもいいんだよ。食べたら大きくなれるんだよ」

・・・・


めんどくせぇ・・・

どの育児手引きでもこの手のしかり方は書いてあるんですが、実際どうなんでしょうかね?
ちゃんと説明してしかることはとても大切だし、私も実行したいと思う。この育児雑誌を読んだとき、私ってだめだぁ・・・とちょっと落ち込んだりもしました。

でもね、でも、最近の若手社員を見て思うんだわ。
弱すぎ・・・って。

人事部の説明でも若手をしかるときは慎重に・・・って言われました。若手には沢山の相談相手が用意されます。特に仕事ではなく、メンタルの部分です。私が新人のときって、そんな人いたっけ??だし、仕事だって、自分で勝手に見て学べ!みたいなスパルタ式でした。けれど、昨今の若手指導はそうではなく、優しく、手取り足取り、若手の気持ちを気遣いながら・・・みたいな感じです。
それでも、会社に来れなくなる若手が多いみたい。それを見て思うんですよ~、彼らのご両親は彼らをとても大切に育てられたんだろうなって。
とてもいい大学を卒業されていらっしゃるんですよ、みなさん。それにお育ちも大変よろしい。きっと、彼らのご両親は育児手引きのような、怒ることはせずしかることを心がけ、物事の成り立ちをちゃんと説明して、彼らを励まし、支えてきたんだろうなって。

でもね、この世の中、この社会は理不尽だらけなのよ。


世の中にはいろんな人がいて、いろんな感情があって、いろんな物事の捉え方があって、理不尽に怒鳴られ、感情的に責められることだって少なくない。理由も無く、説明も無く、仕事をさせられることだってある。それらに耐えられるのは、やっぱり兄弟友達と切磋琢磨してきた人だろうし、親にしかられ、時には怒られてきた人だろうと思う。もちろん全員が全員、育児書手引きのような環境じゃないと思うけど、社会の理不尽さに耐えていけるか、環境に馴染んでいけるか、馴染んでいけず引きこもっちゃうか・・・この辺の分かれ道ってなんだろうって思うのですよ。




・・・・ってことで、怒ってもいいよね?と自分で勝手に良しとしている、今日この頃の私です。
理不尽なことはいくらでもあらぁ!社会の荒波に耐えられるよう、moonyを鍛え上げるぞ!ってね。
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もう一人産んだわけじゃないです・・・moonyの赤ちゃん時代です。
by moony_moony | 2009-06-16 04:55 | ひとりごと
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