何故でないのか。
moonyを出産してからずっと悩んでいたこと。 出ないおっぱいに吸い付く彼女に申し訳ない気持ち。 「どうして出ないんだ」と実両親。 彼らは母乳が「出ない」ということが理解できないらしい。 寝ぐずったり、泣いたりすると必ず飛んでくる言葉。 どうして、どうして、どうして? moonyにおっぱいを吸わせた後、ミルクを与える私に向って問うその言葉は、睡眠不足続きの私にとってイライラの素だった。 どうしてって、私だってどうしてか分からない! 何度叫び返したことか。 育児書を読み漁り、産褥後のつらい体をひきずって助産婦外来へ向い、疲労もピークに達したとき、もうやめた!と宣言。 深夜にどれだけ搾乳しても搾れるのは10ccも満たない量で、それを冷蔵する労力。ミルクで補完するために哺乳瓶を消毒し、ミルクを作り、与える労力。もちろんそれだけじゃなくて、おっぱいを吸わせ、オムツを換えて、寝ないmoonyをあやし続ける労力。 その労力から開放されたい一心で私は母乳育児を放棄することにした。 ・・・続く・・・
by moony_moony
| 2006-07-01 12:16
| 母乳にまつわること
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